三つ子をワンオペ育児の末に…懲役3年6月について考える

三つ子の事件の概要

2017年1月に三つ子をワンオペ育児していたお母さんが泣いている我が子を畳みに投げつけ、死なせてしまう事件がありました。その事件について裁判員裁判の判決がでました。

生後わずか11カ月の無抵抗・無防備の乳児を、1メートルを超える高さから強い力でたたきつけ、生命・身体に対する危険性が高く、悪質

乳児投げ落とし死亡、母に懲役3年6月 名地裁支部判決

とのことです。多胎の虐待は単胎と比べ多くなる傾向があるそうです。(別の記事にて触れたことがあります)

双子育児と虐待についての私的考察
双子をはじめとする多胎家庭の虐待 多胎家庭は虐待が多いらしい 「多胎家庭では単胎家庭と比較して、虐待死の発生頻度が家庭あたりで4~5倍高い可能性」があるそうです。参考:多胎家庭における虐待死事例の特徴 手が回らないからなのか?詳し...

しかし多くなりがちと言われている多胎の事件でも執行猶予が付かなかったのは今回が初めてだそうです。産後うつ病にもなっていて、平日他に誰もいない状態で、役所にヘルプを出していた中での事件にもかかわらず実刑判決です。

ツイッターの育児アカウントでは執行猶予付きの判決になるよう署名運動も行われているので、次の裁判では執行猶予が付くと良いなと私も思います。残された2人の子どもは今は乳児院にいるようです。このままだと3年半以上も家庭と離れてしまうことになってしまいます。民意を反映するはずの裁判員裁判でこんな判決になってしまい残念でもあります。

ツイッターでは「母親を休ませるためには執行猶予ではなく実刑が必要だったのでは?」という意見も見かけますが、一度虐待して保護された場合状況を見ながら家庭に戻ることになるかと思います。

執行猶予ついたからじゃあ2人の育児今日からね!ってことにはならないので母親を思っての判決ではないのではないかな。

事件になる前になぜファミサポなど使えなかったのか?

私の地域のサポートの話

ここからは私の話を踏まえてします。行政のサポートがなぜ使えなかったのか?ファミサポなどの行政サポートは自治体によってピンキリなので違いますが、私の住んでいることろでは2種類のサポートが用意されていました。

  • 産前・産後支援ヘルパー
  • ファミリー・サポート・センター

産前・産後支援ヘルパー

妊娠中~産後90日以内(多胎の場合は産後1年以内)の人が対象で、1時間500円で食事や買い出し、沐浴補助、健診の付き添い、上の子の世話・送迎などをやってくれるサービスです。

生活の助けをしてくれるのが目的であり、赤ちゃんをそのまま面倒みてくれることはしてくれません。見ててもらってその間寝てる、などといった使い方はNGでした。

多胎の場合沐浴補助がいると助かるのは事実なんですけどね。知り合いの双子ママさんは毎日呼んで沐浴やってたと言ってました。私は1ヶ月健診の付きそいで1回お願いしました。

登録は妊娠中でもOKなので多胎さんには登録しやすいし、申込書(郵送可)を出してしまえば自宅で面談なのでわりかし親切。

ファミリー・サポート・センター

生後6カ月から小学6年生までの間使えるファミサポ。保育園などへの送迎、冠婚葬祭や病気のときの一時預かりなどやってくれます。最初の登録は郵送でOK。その後面談など要必要。1時間1,000円なのですが、子供1人につきサポーターさん1人を用意しないといけないです。つまり双子の子供2人を任せたい場合は2人とサポーターさんと面談や日程調整を行い、それぞれ1,000円で1時間2,000円かかります。三つ子だと更に必要です。

自治体の双子の会で「ファミサポ登録会」なるものが行われていて、その際に私も一応書類登録は済ませましたが使ってません。

事件のあった豊田市のファミリー・サポート・センター

ちなみに事件があったのは豊田市で、父方実家が豊橋市なので本当にもう他人事とは思えません。父方実家近くで暮らしていたら私も豊田市で子育てしてた可能性もある。そう思って少し調べてみましたが「とよたファミリー・サポート・センター」というものがあるようですが、月に1回ある説明会に出向いて登録をしないといけないらしく、利用料金が600~700円ということ以外は分かりませんでした。

でも私の住んでいるところ以上に、出だしから三つ子ちゃん家庭に利用しやすい状況ではなさそうだな、と思いました。

多胎であればあるほど行政サポートサービスは使いにくい

多胎家庭でサポートが欲しくても、今あるサポートの多くは多胎であればあるほど使いにくいものだと思います。

(私の住んでいる所の場合)子供1人をファミサポに預けようと思ったら1人の人と調整して、1時間1,000円で済みますが、双子だと倍、三つ子だと三倍かかります。

仮に単純に金額の三倍はどうにかできたとしても、3人のサポーターさんの予定が空いてて来てくれる!ってことは難しいように思えます。あと1時間3,000円も(業者へ個人で依頼するよりは格安ですが)決して安くない。

現時点で困っている方へ

もし現時点で困ってこの記事を読んでいる多胎家庭の方がいる場合「ピアサポート活動」といったものもジワジワと広がってきています。ピアサポートとは「同じような立場の人によるサポート」という意味で、多胎を育てた方によるサポートが受けられるものです。

私が参加したツインズマーケット主催の多摩多胎ネットでも「先輩ママが直接ふたごちゃん、みつごちゃんのいるご家庭や病院に訪問し、これから子育てを始める方々の悩みや心配事の相談相手となる訪問型支援」をやっているようです。

有料のサークルではありますが日本で一番古く大きいツインマザースクラブというものもあり、全国どこでも参加が可能です。

どの会もまだ具体的にするどうこう手助け出来るものではまだありませんが、自治体よりは親身に、具体的かつ現実的な案を貰える可能性があります。

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