双子妊娠出産は里帰りして当たり前?
私の実家は離婚していて母子家庭なので母はガッツリ働いています。同居している妹も働いてます。正直里帰りしても得られるものが少なそうです。(そもそも出産事態は東京の病院でないと出来ないってのもありますが)
夫の実家は同じ都内ですが「昔のオヤジ」を絵に描いたようなお義父さんだけなのでもっと頼れません。
「双子なのに里帰りしない」
これは世間からは異様な行動に見えるらしく正直に伝えると、
担当保険師さんは真っ青になってファミサポの登録を勧め、何度もカウンセリングをし、産院の助産師さんは産後ドゥーラを勧め(高いので入らず)、入院したらケースワーカーさんが何度もカウンセリングに来ました。
双子育児ってそんなにヤバいのか…
いやまぁ大変だろうってのはわかってましたが、そんなに周りが心配するレベルで!!?出産前に完全に脅されまくって怯えきっていた私達。そんなこといわれたって無理なものは無理なんだから仕方がないでしょうに!
あと里帰りしようにも病院すらありませんでした
いざ出産して育ててみて思ったのが
なんだ案外イケるじゃん
ってことでした。散々脅されてたこともあり、想像はもっと壮絶かと思っていたってこともありますが^^;赤ちゃんの性格にもよるところが大きいと思いますが、我が家の新生児期の乗り切り方をご紹介します。
夫は退院までに自分と同レベルまで仕込むと良い
私達夫婦の最大のラッキーは「双子に重大な問題はなく」「低出生体重児なので念のためNICU/GCUに入院した」ことでした。
GCUは24時間面会可能(NICUは時間制限あり)だったため仕事終りに面会に来てました。
夫が面会に行くと看護師さんは
双子ちゃんなんだから特にパパは覚えていかないと!
とオムツや哺乳瓶の練習、そして週末には沐浴の予約を容赦なく叩きつけてきました。
GCUにはファミリールームという場所があり、赤ちゃんと夫婦だけで泊まれるお部屋もありました。足にはモニターが付いてはいるものの基本的には看護師さんは部屋に入ってこず、自分たちだけでお世話をするという目的の部屋です。週末はそこで過ごしたりもしました。
そんな生活を2週間続けて双子が退院した時には、正直ブランクのある私の実母よりスキルは上でした。
病院の対応が素敵だったというラッキーな環境でしたが、夫が出来るというのはこの先大きく違ってくるのでまずは夫に色々覚えて貰うのが良いかと思います。
双子のスケジュールは揃える
退院してから1ヶ月経過したときのスケジュールです。試行錯誤の末これに落ち着きました。
平日昼間のワンオペは基本的に1人授乳(追加ミルク)+1人ミルクで乗り切りました。
そして基本的に片方がお腹を空かせて泣いたら、もう1人も起こしてお食事タイムにしていました。
同時にすると手が足りないので、バウンサーにブランケットで固定して哺乳瓶でミルクを飲ませていました。
写真では2人同時ですが、1人をこのスタイルで飲ませておきながらもう1人に授乳といった感じです。床に平らに寝かしてミルクをあげると中耳炎になりやすいと見かけて、角度をつけるためバウンサーに乗せていました。バウンサーに乗せると手で支えてあげるのが難しくて(そもそも1人は授乳してるし)タオルで固定した感じです。
抱っこであげないなんてかわいそうってたまにツイッターとかで見かけますけど、お腹空いて泣いてるのにもう1人が終わるまで待たされる方がかわいそうですからね!!!まずは飲めるか飲めないか。話はそこからですよ。詳しくはコチラの記事に書いています。
授乳したり、なんとか頑張って沐浴したりして過ごしているとあっという間に夜になっていました。
夫に丸投げをして寝る
夫は大体21時~22時頃に帰宅していました。夕飯を2人で食べてお風呂に入るとすぐに私は寝てました。夫はその間に食器を洗ったり洗濯を干したりしてくれてました。
先ほどのスケジュールにある23:14の授乳が、2人ともミルクになっているのが分るかと思います。
これは双子が泣いた時に夫が対応して双子にミルクをあげてくれたものです。
この時間は夫が対応する
と決めてから寝ると、不思議と泣き声で起きないものです。
この夫が帰ってきて寝るまでの時間に熟睡してたのが心身ともに良かったようで、その後当然深夜は私が1人で対応して夫が熟睡していても「何で私ばっかり」みたいな気持ちになることはなかったです。さっき休ませて貰ったし、夫は明日も仕事だし。
母乳量を増やそうとしていた時期でもあったのでかなり勇気のいる決断ではありましたが、その後普通に増えていったので1日1回くらい休んでも大丈夫でした。
夫も夫で翌日に影響ない範囲で育児が出来るので良かったみたいです。
土日には「息抜き」しに出かける
土日になると夫は
息抜きしておいで
と言ってくれました。
なので私は週1でパンケーキを食べに行ったり、アカチャンホンポへ行ったり、1人で遊んできたりしてました。ゲームセンターでアンパンマンのブランケットを見つけて大金はたいて2個ゲットしてみたり。朝10時頃出かけてお昼食べて帰ってくる、時間にすると2~3時間のことなんですけどね。
でもリフレッシュできて良かったです。逆に夫だけがラーメン食べに行ったりとかもありました。まだまだ子連れではお出かけできませんが、1人ずつでも外の空気を吸うのは良いことだと思います。
はじめこそガルガル期だったのか「夫に2人も預けて何かあったらどうしよう」と気が気ではなくて、しょっちゅう育児ノートアプリを開いては「あ、今オムツ替えてくれた…」とか確認していましたがすぐに慣れました。
※アプリで端末連動しているので夫が記録つけると私のスマホからも見れる
アプリに関しては別記事にてご紹介中です
私にも出来るんだもん、夫だって2人を見ることくらいできるさ。
ファミサポさん
保険師さんに言われて登録したファミリーサポートセンター。
自治体の援助があるので格安でお世話など手伝ってくれます。
今思うともっと使っても良かったのかなぁと思いつつ、500円/時かかることもあり家では1ヶ月健診の付添いだけお願いしました。
バスやタクシーで20分くらいかかるところに病院があるので、1ヶ月健診だけは私だけではどうにもならなくて。
使って良かったなと思ったのは同じ地域に住んでいるボランティアさんなので情報が凄い。
あそこは子連れで行けるとか、あとは●●に行くと洋服やおもちゃのお古がタダで貰えるとか。
待ち時間が長かったこともあり知らなかったことをいっぱい聞けました。疲れたけどその後も役に立った!
特に1ヶ月健診までなんて夫以外としゃべらないような生活してるので、コミュニケーションしたくて頼むのもいいかもしれない(相性もあるだろうけど)
羅列してみると見事に私何もしてない
看護師さんが仕込んでくれた夫の活躍のおかげ感が半端ない。病院に足向けて寝れない。
でも産後なんて休むのが仕事!休んで丁度いい!と思います。
疲れているとどうしてもイライラしたり気が滅入ったりしがち。私がスッキリした気持ちで育児できれば双子はハッピー。めぐりめぐって夫もハッピー!なので好循環です。
産前ブラックリスト入りしていて多分「虐待しそうな家庭」として要監視されてた我が家でしたが、産後の保健師訪問以降一切コンタクトが無くなりました^^健診の時に顔合わせて挨拶する程度。
とにかく最初が肝心!ってお話でした。
旦那さんがやってくれなさそうだったら、もういっそこの記事みせてくれてもいいと思います。
看護師さんが「双子なんだからパパもお世話できなきゃダメ」「産褥期は奥さんに家事やらせちゃダメだからね。里帰りしないなら旦那さんがやってね」って言ってくれてました!
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