生理が2週間で来たので婦人科に行ったら卵巣が6cmに腫れていた話

生理が2週間で来たので婦人科に行ったら卵巣が6cmに腫れていた話 日常

生理が2週間で来たので婦人科へ行った

生理が2週間で来た

生理が2週間、正確には13日で来た。私は生理の2日前くらいから片頭痛になり、生理中は腹痛・腰痛と下痢になるので死活問題だった。2週間で来るというのは思っていた以上に壮絶だった。1週間前に終わったばかりなのにもう頭が痛い…頭が痛いと思ってたらお腹も痛いし不快である。

調べると生理が早くなること自体は(妊娠希望でない場合)緊急性はなく、基礎体温を計って排卵しているかどうかを確認してから、続くようだったら病院へ向かえとネットに書いてあった。

ただ元々貧血になりやすいタイプなのに授乳中、更に2週間で生理が来るのは嫌だなと思ってまた2週間で生理が来そうな兆候(片頭痛)があったタイミングで婦人科に駆け込んだ。

婦人科で不正出血疑いで子宮がん検査をする

婦人科に行くと「なんだ一回生理が早く来たくらいで」みたいな対応は一切なく、不正出血(子宮がん由来)だとヤバいので検査しましょうとすぐに内診室に案内された。

この病院でちょうど1年前である2018年9月に自治体の子宮がん検診を受けていた。もちろん結果は陰性だったので(ちょうどお金に困っていた時期なのもあって)検査代もったいないなとか思ってしまった。

超音波検査をすると先生が慌てた様子になった

子宮から検体採取したあとの超音波検査で先生は急に慌てた様子になりました。

先生
先生

これは予想外のことなのですが、右の卵巣が腫れています

本来2~3cmの卵巣が6cmちょっとになっていたそうなのです。

卵巣がんかもしれないとのことで腫瘍マーカーの血液検査をしてこの日は終了。

  • 卵巣がんかどうかは最終的には手術しないとわからない
  • 良性の嚢腫でも6~7cmになると捻転の可能性があるので手術を検討
  • 良性が悪性に変わることもある
  • 手術しない場合も数ヶ月おきに経過観察

まあつまりどのみちいずれは手術することになりそうかも。

ちなみに自治体などで行われている子宮がん検診ではエコーは基本含まれていないらしい。しかしサービスで一緒にやってくれる病院は多く、1年前に私が受けた検査でも見てくれいて異常はなかったそうだ。同じ病院だし。つまり1年で倍近くの大きさになってしまったということらしい。

ちなみに受診の切っ掛けとなった2週間で生理がきたことに関しては先生はすっかり興味が移ってしまった様子で

先生
先生

子宮は綺麗ですし、最近ストレスありません?ストレスですよきっと!

と若干無茶苦茶な説明をしてくれた。卵巣の腫れと生理は関係ないぽい。

2歳児2人の育児と、仕事でストレスないです、めっちゃストレスフリー!なんてとても言える状況でもないし、まあそれでもいいか。個人的には私は卵巣やべーぞって身体がアラートあげてくれたのかなって思うことにしました。生理の不調がなかったら私はたぶん来年度の子宮がん検診まで受診しなかったと思います。それはやべーぞ。

卵巣に6cmの腫瘍が発覚後のこと

結果待ちの間の家族の反応に落ち込んだ

胃がんで母親を亡くしている夫は、もし悪性だったらどうしようとひどく気に病んでしまった。なので私は卵巣の腫瘍は9割良性だし、仮に悪性でも1年以内の発見ってことだからきっと早期発見だよと言って励ました。

夫が先にへこんでしまったので言えなくなってしまったのですが、

  • 1年以内に急に大きくなったなら悪性の可能性高そうじゃない?
  • 9割良性って1割は悪性なんでしょ

ほぼ良性だから!というのってなにも楽観できないですよね。10%の確立で悪性って結構可能性高そうに思える。なにしろ私、確率0.4%の一卵性双生児を出産しているのですよね。二卵性を含めても双子の妊娠確立は1%しかない。まあつまり何%って関係ないわけですよ、現実の前には。

良性悪性関係なく手術はするかもしれなくて、その際子供をどうするか?など色々考えることもある。

夫がつぶれてしまったので、すがるように母親に電話をして「卵巣に腫瘍があっていま検査してるんだけど」と言いかけたところ、母親は「この年になると色々あるわよね~私もこの前に〇〇で――」と即座に自分の話に持って行ってしまって私の話は聞いてくれなかった。聞いてくれなかったことに最初ビックリしたが、次第に心配すらしてくれなかったことにショックを受けた。「ほとんど良性だから大丈夫だとは思うんだけど」という用意していたテンプレすら言わせて貰えなかったのである。

夫もダメ、母親もダメ。結局私はモヤモヤしたものをツイッターに書き込み、それをみた妹が慌てて連絡をくれて愚痴を聞いてくれた。

ワガママな話だが、全く気にして貰えないのも、大騒ぎされるのもちょっとこちらが精神的にしんどくなってしまった。

授乳が心配になってしまった

乳がんになってアメブロに闘病記を上げていた小林麻央さんの記事で、乳がんのおっぱいを上げていたことを心配する記事があったのをよく覚えています。

2歳9ヶ月になる息子たちは未だにおっぱい大好きで授乳が続いています。私はお酒が好きなわけでもないし、飲みたいと言ってくれる間はあげようと思っていたので特に断乳等もせず。

一応調べてみたところ抗がん剤使って無ければ問題ないみたい。

卵巣の腫瘍は一旦良性診断。経過観察で様子見

腫瘍マーカーの結果数値は正常のため経過観察に

腫瘍マーカーの結果を1週間後に確認したところ正常値だったため経過観察になりました。

腫瘍マーカーは初期では数値に影響がないらしいのでこれだけでは判断できず、MRIを取って判断したりするそうなのですが、今回腫瘍マーカーだけの判断なので若干不安ですが…

以前読んでいたレポ漫画を思い出して読んでみた

漫画大好きで、医療物、体験レポ漫画もよく読むので思い出して漫画を読んでみました。

かたくりこさんと藤河るりさんははじめ良性だと言われていたのに手術したら境界悪性だった、しようとしたらと悪性だったという体験談でした…。どちらも卵巣が6~7cmだったようなのでやっぱりあんまり楽観視して定期検診行かないとかは辞めた方がいいぞ…。

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