3COINSの防災用品はかなり本格的
3COINSと防災グッズ
9月1日の防災の日前後になると3COINSでは毎年様々な防災グッズを販売しています。毎年定番となっている
- 持ち出し袋
- 保温アルミシート
- 懐中電灯
- FMラジオ
などが今年2019年もありました。そのなかでも去年はなかったように思える防災救急セットのレビューを今回ご紹介していきたいと思います。
3COINSの防災救急セット
3COINSの防災救急セットの仕様と価格
3COINSの防災救急セットは収納ケース付きで、値段は3COINSではありますがちょっとお高めの500円です。
3COINSの防災救急セットの中身
救急セットって一般的なセットのイメージで考えると包帯、ガーゼ、絆創膏、あって消毒液かな。あとは包帯用のハサミが入ってて…というイメージだったのですが…
- 救急止血帯←すごい！
- CPRマスク←すごい！
- ワンタッチ包帯
- ハサミ
- ピンセット
以上5点セットでした。
個人的な感想を言うと数百円の救急セットって大体絆創膏入れとけみたいな風習(?)ありますけど、そんな小さな傷は対象ではなくもう完全に緊急時にフォーカスしているのがすごいです。手袋あったら完璧かなとおもって、100均で買ってきたビニール手袋を数枚空きスペースに突っ込んでおきました。
3COINSの防災救急セットの救急止血帯
キュッと強く止めて止血できる救急止血帯。500円のセットに入って来てるのすごくないですか？災害時に限らず男の子って大きな怪我しやすいって言われていますし、これだけでも普段持ち歩こうかなと思えてきました。もう一個買っておこうかな。
ただ止血の方法としてはまず止血帯を使用しない直接圧迫止血法が基本となってくるらしいので、別途圧迫用のガーゼなどを用意しておいた方がいいかと思われます。
3COINSの防災救急セットのCPRマスク
CPRマスクってあまり耳にしないかと思いますが人工呼吸を行うためのマスクです。
私が学生時代に学校で習った心肺蘇生法は人工呼吸と心臓マッサージを交互に行うものでしたが、2016年の出産・育児をする上で習った今の対処法はまったく異なっていました。ザックリ言うと
- 意識や呼吸などの確認
- 気道の確保
- AEDを装着して指示にしたがう
- AEDの電気ショックの合間に心臓マッサージを行う
とんな感じで(詳しくはぜひお近くの無料講習などを受けてください)人工呼吸をしない方法に変わっていました。
平成23年に日本蘇生協議会のガイドラインで胸骨圧迫を最優先とし、人工呼吸を省略するように変更となったそうです。
人工呼吸をしなくてもOKとなったのは効果がないからではなく、
- ガイドラインが複雑でわからないからやらない人が多いためシンプルにした
- 他人にするには抵抗のある人工呼吸を外すことでとっつきやすくする
- 倒れている人から救助者が口から病気に感染するリスクがある
などが理由のようです。もちろんできるのであれば人工呼吸自体はやらないよりはやった方がいいということで、今回のCPRマスクがあれば
- 口が直接触れ合わない
- 空気の逆流防止弁付きで感染予防
などができるようになるというアイテムです。講習で教えて貰ってはいましたが買ったのは今回の3COINSの防災救急セットが初めてです。
3COINSの防災救急セットのその他アイテム
ワンタッチ包帯・ピンセット・はさみはよく目にするので個別レビューは省略します。
ピンセットはプラスチック製だったので耐久はなさそうですが、そもそもこういうのは使い捨てが基本だと思うので問題はないです。
3COINSの防災救急セットの感想
他の救急セットではあまり目にする機会のない救急止血帯とCPRマスクが入った3COINSの防災救急セット、500円で買えるのはかなり衝撃でした。
使わないにこしたことはありませんが、備えておくにはワンコインで手が出やすいですしオススメです！
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