【双子妊娠】MFICUについて

入院記録

MFICUってなに?

今回は私が入院していた病棟のお話を書きます。

MFICUとは

MFICUとは母体胎児集中治療室といい、高いリスクのある妊婦・胎児に対応するための設備がある集中治療室の略称です。妊娠高血圧症、前置胎盤などリスクの高い妊婦さんが入院する部屋です。

MFICUは基本的に総合周産期母子医療センターに配置されいて、東京都には周産期母子医療センターが全部で27施設あるそうです(東京都福祉保健局のサイト参照)

MFICUの料金

MFICUは集中治療室なので看護加算料などが一般病棟より多くかかるため入院費用が高額になるのですが、医療のために必要な施設なのですべて保険適用されます。高額療養費制度を使うと上限以上は支払わなくなるので、一般病棟で差額ベッド代を払うより結果的には安くなることが多いと思います。

医療機関が審査支払機関に請求できる管理料は最大14日間となっています。2週間すぎるとどうなるのかというと病院側がお金を貰えず損失になるので、基本的には2週間で一般病棟に移動になります。ただしもちろん例外もあり、実際私は4週間入院していました。2週間経った時点で状態が明らかに落ち着いておらず、3人部屋しかない一般病棟は難しかったためです。2週間までという話は当時も知っていたので「どうなるんだろう……」と心配していたのですが、移動も別途お金の請求もなかったです。

当時ブログなどを調べて見つからずにハラハラしていた記憶があるので参考までに(病院によって対応は変わると思うので、病院に聞けるなら聞いちゃった方が早いんですけどね^^;)。私の病院でも切迫早産で入院した双子妊婦さんはちょうど2週間で一般病棟に移動になってたので状況次第ってことですね。

2週間を超過した場合病院側は審査支払機関にも私にもお金を請求できないので、おそらく病院側の損失になっていたと思います。それでもそのままMFICUに入院させてくださって感謝しかないです。

私はなぜMFICUに入院になったのか?

一言で言うと双子の妊娠(医学的にいうと双胎妊娠・多胎妊娠)したからです。

双子が育つにつれて身体の負担が大きくなり、飲み食いが一切できず、何かを口にすると嘔吐が止まらなくなるようになってしまいました。状態が良くならないので鼻から胃へチューブを入れたり、点滴で栄養を取ったりと色々管理されていました。

その時のブログ

MFICUの設備

あくまで私の病院の一例です。病院によっては個室ではなく大部屋のMFICUもあるのを見かけたことがあります。

杏林大学医学部付属病院のMFICU 杏林大学医学部付属病院のMFICU

  • ベッド
  • テレビ台とテレビ
  • 収納(一般病棟はない)
  • 来客用椅子2脚(一般病棟は1脚)
  • トイレ(一般病棟は部屋内にない)
  • 洗面台
  • ノンストレステストのモニター(一般病棟はないのでやるときは移動式)
  • 酸素など
  • 窓は2重(一般病棟は1枚)

色々な機械を運んで来たりすることもあるため部屋内はとても広くなっています。外気の影響を受けないように窓も2重。あらかじめモニターもあるし、トイレ洗面台も独占できる。

庶民の我が家では今後こんな至れり尽くせりの病室にお世話になることはないでしょう(たぶん)

一応携帯の使用はOKだったんですが2重窓とかのせいか?ぜんぜん電波なくてよくて5本中2本しか立ってませんでした。なんも出来ない。

私の一般病棟への移動

一般病棟へは症状が落ち着いて病院食を食べれるようになった約4週間後でした。

杏林大学医学部付属病院 産科 一般病棟

洗面台は共有でついてましたがトイレは室内になく、3人部屋。ちなみに荷物入れになっているテレビ台はキャスターが付いているため荷物入れたまま運んで入れ替えていました。

産後にも1日だけMFICUへ

私の病院は双子は必ず帝王切開だったのですが、双子の帝王切開は当日~翌日のお昼までは必ずMFICUで管理することになっているそうです。

なので術後ガラガラと運ばれてきたのはMFICUでした。

熱出たり酸素飽和量下がったり傷口開いたりしたのでそれなりに大変だったのかもしれません。

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