初産で何もわからない中での双子妊娠と抱っこ紐
抱っこ紐ってただでさえ種類が多くて難しいのに双子だと何を買っていいのかわからない。
とりあえずエルゴ買っておけば安心でしょ
って思っていたら
エルゴは海外メーカーでただでさえ日本人のあかちゃんに合ってないのに小さく産まれる双子には向いてないわよ
なんて言われたものだから私は大混乱!結果的に抱っこ紐10種11本試すことになってしまいました。
ちなみにベビーカー4台、ベビーカーについてはコチラの記事に色々書いています。
でもいくらなんでも双子育児でもここまで買った人は珍しいのではないかなと自負があります。そんな私の双子ならではの抱っこ紐の選び方を今回書いていきたいと思います。
ちなみに子供が一人なら普通にエルゴ買っておけばいいと思います。長時間つけてどれが楽かって言われればエルゴです。人気なだけあるね。でも私が双子育児する上でエルゴはほとんど使いませんでした。
双子のおんぶに抱っこの方法
やり方は大きく分けて2種類あります。
- 双子専用の抱っこ紐を購入する
- 抱っこ紐を2本購入しておんぶに抱っこをする
オススメは抱っこ紐2本を使う方法です。後述しますが双子用の抱っこ紐も1本持っていましたがあまり良いものではありませんでした。
お気に入りの抱っこ紐を2本買えば、土日はパパとママで抱っこ、平日はママがおんぶに抱っこもできます。
やり方は先に1人をおんぶして腰の間にもう1本の抱っこ紐を通し、普通に抱っこするだけ。やりかたはふたご絵日記のpikaさんの記事が図解付きで詳しいのでこちらでは省略させて頂きます。
エルゴ2本が主流ですが、ビョルン×エルゴ、エルゴ×モンベル、ビョルン×モンベル、セオッテ×モンベル、モンベル×モンベル、セオッテ×クロス抱っこ紐、セオッテ×ヒップシートなど可能性は無限大です。
とにかくお気に入りの抱っこ紐を探して、それからおんぶに抱っこできるかを確認すればいいと思います。
注意点があるとすればビョルンONE+はおんぶに抱っこのおんぶはできるんですけど、かぶって装着する仕様のためおんぶしているところに抱っこはできません。なのでビョルンONE+×ビョルンONE+や、セオッテ(おんぶ)×ビョルンONE+(抱っこ)はできないのでご注意ください。
双子の抱っこ紐、購入のポイント
双子は小さく産まれるから海外メーカーは合わない?
冒頭でも書いた通り私は自治体の保健師さんにそう言われました。実際のところどうだったのかというと、確かに小さくは産まれるけど新生児の頃は抱っこ紐で抱っこしないので関係なかったです。
エルゴにもベビービョルンにも体重の下限と上限が設けられています。エルゴアダプトが3.2kg~、ビョルンオリジナルが3.5kg~となっています。日本メーカーのアップリカの商品の中には、2.5kgから使えるコラン CTS クロスフィットというものもあるようです。
上の兄弟などが居てどうしても出かけなければいけない場合、確かに保健師さんの言う通り日本メーカーの物から探した方がいいかと思います。
ただ初産で赤ちゃんに慣れてないなら、たぶん抱っこ紐は最初の1ヶ月はほとんど使えません。最初は買わないで1ヶ月健診が終わって、外出許可が出たらゆっくり試着しに行っても遅くはないです。
結局のところどの抱っこ紐がいいの?
どの抱っこ紐がいいかどうかは使い方次第です。
双子でも常に祖父母も手伝ってくれる環境なら、エルゴを2本買うのが抱っこする人の身体に楽です。
常に一人であちこち出かける必要がある人は抱っこからおんぶに変更しやすいベビービョルンONE+をオススメしています。
赤ちゃんに慣れてない時期の抱っこはベビービョルンオリジナルですが、こちらは体重が重くなってくると親の身体の負担になってくるので首座りまでと割り切る必要があります。
逆に首が座るとモンベルやフェリシモといった、携帯に便利なタイプの選択肢も出てきます。
それぞれにいいところがあるので自分に必要な機能はなにか?を検討してからそれに合った抱っこ紐を探すといいと思います。参考までに私が買った抱っこ紐の特徴をご紹介していきたいと思います。
私が買った抱っこ紐
ベビービョルン ONE+Air
双子育児のためにあるようなアイテムだった。
簡単に抱っこできるので赤ちゃんに不慣れな初産ママパパにも優しい(そういう意味でいうとエルゴより良い)
この抱っこ紐のすごいところは抱っこしたまま紐を緩めて回すとおんぶに出来ること。
つまり双子を1人で連れていって抱っことベビーカーで行ったときに、ベビーカーの子が泣いたり、あるいは児童館に連れて行きたいときなど。抱っこの子をくるんとおんぶにすれば普通に降ろすことなくおんぶできるのが強み。
説明書とかにはおんぶは12ヶ月~とか書いてありますが、これは海外標準の表記だそうで首が座っていれば商品としておんぶしても問題ないそうです(公式に問い合わせて回答貰いました)
ただどんなに頑張って正しくつけても、長時間つけてると赤ちゃんが徐々に下がってきしてまうので都度調整する必要があったので子供一人だったらエルゴかなぁという気持ちがあります。
でもこの抱っこ紐がなかったらお出かけそんなにできなかったかも。あちこち出かけた0歳時代でしたがこれのおかげと言っても過言ではない。
かぶって着用するタイプの抱っこ紐なのでこの抱っこ紐2本でおんぶに抱っこはできないのでご注意ください。
ベビービョルン オリジナル
新生児向きの簡単抱っこ紐。アカチャンホンポのセール価格なので買うとが安い(5,000円前後)。簡単装着なのでエルゴ(オリジナルや360)のインサート買うくらいならこっち買った方がいい。
夫と2人で一人ずつ抱っこするのに必要かなと思って用意したサブだったんですが、首が座るころまでこちらの方がメインになってました。
双子のお出かけは大変なのでサッと装着できるのはありがたい。
エルゴ オリジナル
街中でみかけるナンバーワン抱っこ紐。
正しく付ければ長時間でも楽です(たまに赤ちゃんが下すぎる位置で抱っこしてる方が居ますが危ないし疲れ方が違うので正しく!)
双子の我が家では先述したビョルンのONE+がおんぶも簡単という意味で最高だったので、実際のところあまり出番がありません(-_-;)
買わなくても良かったんですけど世間がエルゴエルゴでちょっと試したくなってしまって。まあビョルンのオリジナルを使うのがしんどくなってきたあたりで、夫と2人で出かけるときに私が使ってました。
ネットには偽物も多いので注意。本物を見分ける方法とかサイトとかにも書いてありますけど、そんなことより公式で買う方が安心。偽物使って危ない目に合うのは赤ちゃんなんだし、「もしかして偽物かも…」なんて使うたびに考えてたら時間がもったいない。
メルカリなどもオススメできません。どこで買ったかわからないし、どんな使い方をしているのかもわからない。
少しでも節約したい方はダッドウェイの公式サイトがオススメ。
古くなったデザインを売り切るためのセールがちょこちょこやっていて1万切るときもあります。デザインさえこだわらなければメルカリ価格で本物のエルゴが買えます。(私もそれで買いました。同じこと考えてる人が多いのか結構デザイン被るw)
セオッテ
気軽におんぶできるおんぶ特化商品(一応抱っこも出来る)
先に使っていたビョルンONE+のおんぶのメリットは抱っこしていた赤ちゃんを降ろさずそのままおんぶに切り替えできることなんですが、逆に言うとおんぶをしたいときに一回抱っこスタイルにしないといけないというデメリットがあります。
おんぶ頻度少なければそれでもいいんですけど。育休中の家事の隙間や、同時泣きしたときにこれでサッとおんぶしてました。
そして現在(1歳9ヶ月)、徒歩5分ほどの保育園におんぶに抱っこで送り迎えするのに毎日使っています。
セオッテ×モンベルのおんぶに抱っこです。保育園の教室が二階で階段を使わないといけないので、おんぶに抱っこでないと行けなくて(^^;
モンベル ポケッタブルベビーキャリア
ビョルンONE+×モンベルのおんぶに抱っこ。
形状はエルゴを薄くした感じ。
エコバックみたいにポケットにクシュクシュっと入れると小さくなるのでベビーカーに入れておくのに便利。値段も5000円程度とそこまで高くない。
携帯性を重視してるので親への負荷は高め(30分くらいなら全然気にならない)ベビーカーで病院へ行って、2時間ほどこれで寝かし付けを行ったときは肩が死ぬかと思った。
先ほどのセオッテと合わせて保育園の登園に使っています。薄いので保育園に置いてくるのに荷物にならなくていいです。
DaG1、Dag3 たためるヒップシート
私一押しのヒップシート。小さくたためるのでデカくて邪魔というヒップシートの弱点を取り去った存在。
日本メーカーで安全性もしっかりしている印象があり、安心感がある。児童館とかでベビーカーから短距離抱っこしたいときに便利。
先日あった保育園のお祭りに使いましたが移動時→ヒップシートで抱っこ、先生の縁日で遊ぶ→降ろすの動作が多くて普通の抱っこ紐だと不便だったと思う。
携帯性にめっちゃ重視したDaG1、ウエストポーチが付いたDaG3、ベルト付きのDag5、7とかある。
我が家では夫と一個ずつ双子に使えるので2つ、1と3を買いましたが一つしか買わないのであれば3がオススメ。
おんぶしているところに差し込めば抱っこも出来るので、おんぶに抱っこが可能。
双子用抱っこ紐 ツインズキャリー
お祝いで頂いたのですが正直使いどころが行方不明。
おんぶできない首座り前対応の双子抱っこ紐(ウィーゴ ツインベビーキャリア)があるがあっちは便利だと思う(私は持ってなかったけど)
こちらの商品は腰座り~と使い始めが遅いので、使えるようになるまでに他の抱っこ紐をそろえてしまった。そしてそこそこ重い体重になって使う商品なのに腰ベルトがないので肩に2人分の体重が乗ってくる恐怖の設計。
これは買わなくていいと思います。貰いものなのでどうするか悩んだんですがくれたのが仲の良い友人だったので「使えなかった★」と正直に言ったところ「綺麗なうちにメルカリで売って★」と言われたので売りました。そしてそのお金でセオッテを買いました。
トンガフィット
コンパクトでいうとナンバーワン。スッと肩にかけてスッと抱っこできるのかと思ったら、紐が絡まったりなんだりでめっちゃ使いにくかった。ヒップシートの方が楽だな…という結論に。
安定性もないので正直使うのは不安。
クロス抱っこ紐 フェリシモ
携帯性に飛びついて買った。先にクロス紐をつけて、その上からおんぶすると、一応おんぶに抱っこできる(写真参照)。
赤ちゃんが腕を抜いたりすると落下の危険もあるので手が離せないのと、我が家では携帯性があって実用性のあるモンベルを買ったのでお蔵入りしました。
保護者が複数人居て基本ベビーカーで移動するけど念のため抱っこ紐を持っていきたいときにオススメ。
サラシ(ベビーラップ)
昔ながらのおんぶ(抱っこも出来るけど)火垂るの墓でお兄ちゃんがやってる感じ。身体全体で支えるので負荷が少ないと聞いた。知り合いの助産師さんに習って何度か試したら一人でもできるようになった。
サラシでもいいけど最近はベビーラップっておしゃれな名前でも売ってる。(使い方はほぼ同じ)
いざって時(災害時など)に覚えておいて損はない。
長くて床にこすれたり、おんぶのときは足で踏んだりもするので外出時の着脱には向いていない。自宅で何回か試してたんだけどおんぶはセオッテを買ったので知識として蓄えている。ちなみに戌の日のお参りで頂いた腹帯でやってました。外でもやるなら可愛いの買った方がいいと思う。
一応ベビーラップ×ベビーラップのおんぶに抱っこもできる。(教えてくれた助産師さんにやって貰ったので私一人ではやったことない)
双子のベビーカー事情についてはコチラ
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