麻生太郎さんの「子どもを産まなかった方が問題」発言について

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麻生太郎さんの「子どもを産まなかった方が問題」発言を受けて

ネットニュースを見ていると麻生さんの「子どもを産まなかった方が問題」発言に対して女性の声で非難がつづられています。

しかしツイッターの育児アカウントで度々目にするのは女性からの麻生さん擁護の声の方が大きい印象を受けます。

今回はこの件について少し調べてみることにしました。

 

麻生太郎さんの「問題発言」

産める産めないの話じゃなく、産まなくなっちゃったという事実があるという話をしただけ。それを一部女性の方が、私は産みたいけど産めなかったって話にとられかねない話だって言って不快に思われるんなら、おわび申し上げます。

ヤフーニュース:「産まなかった方が問題」麻生財務相が謝罪

まずこの謝罪だけみても私には納得できる話かな?と思います。

子供を産まなくなっちゃった=理由がある=経済的・環境的な理由

いわば政策的なことを問題視しているのであって、特定の人物に対する肉体的・思想的なものに対する発言ではないのは状況的にも明らかです。

言葉を一部分だけ抜き出して印象操作する野党・マスコミに対して付け込む余地を与えた、言葉足らずだったり言い回しに若干問題はありますが。

 

麻生太郎さんの少子化対策

次は先ほど埋め込みでご紹介した麻生さんの功績という「妊婦健診の補助券を増やしてくれた」「出産育児一時金の増額」に関して調べてみました。

麻生太郎さんの総理大臣任期

麻生内閣は「2008年(平成20年)9月24日~2009年(平成21年)9月16日」でした。

妊婦健診の補助券を増やしてくれた

  • 2007年に少子化対策として5回分を公費負担
  • 2008年度の第2次補正14回分を公費負担

確かに就任1年前にできたばかりの補助券を翌年さっそく増やしてくれています。

出産育児一時金の増額

  • 2008年1月 35万円→38万円 ※産科医療補償制度のための増額
  • 2008年10月 38万円→42万円 ※緊急少子化対策として

1月の増額に関しては「産科医療補償制度」が導入され従来の出産費用より3万円上乗せされることになるため、貰える金額も上がったとのことです。

産科医療補償制度とは医師の過失の有無に関係なく産まれてきた子供が脳性まひになってしまった場合総額3,000万円の補償金が支払われる制度で、分娩機関は1分娩あたり3万円の保険料を支払う必要がある(出産費用として妊婦に請求)
この制度は産婦人科医が訴訟されたニュースなどの影響で産婦人科医が減ってしまったことに対する対策のようです。

2回の増額のうち、1回は実質増額ではありませんが確かに増額してくださっていたのは本当のようです。

 

麻生太郎さんの「失言」だけを鵜呑みにするのは問題か?

残念なことにニュースの情報操作が強いので本質が上手く伝わっていないことは事実のようです。ただし、

  • 保育園が足りておらず入りたくても入れない人がいる現状で、入れている児に対して保育園の無償化
  • 保育園が足りないのなら子連れ出勤を推進していこう

などといった見当違いの政策が度々ニュースに流れている中でのこの発言は、誤解を招きやすく話題になりやすかったのだとも思います。ぜひ麻生さんには「産まなかった環境になってしまったことが問題」を何とかして頂きたいなと思います。

人口を減らさないためには1カップルあたり平均2人、増やすためには平均3人必要です。我が家は双子だったので一度に2人やってきてくれましたが、1人産んでいたとしてもう1人…となっていたかは微妙なラインです。子供は2人は欲しかったし、今でももう1人くらい欲しいなとは思っているのですが我が家にはなかなか難しいです。

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