普通のママチャリを子供乗せ自転車にカスタマイズ

レビュー

普通のママチャリを子供乗せ自転車にしました

我が家は双子です。双子を自転車に乗せる場合必然的に前後に乗せることになります。(最近後ろに2人乗せられるふたご自転車が発売しましたが、それは欲しいと思ってすぐに買えるものではないのでまた追々…)

自転車に子供を乗せる場合

  • 前の席は~4歳未満15kgまで
  • 後ろの席は1歳(2歳以降推奨)~6歳まで

実際に双子を前と後ろに乗せられるのは実質2歳~3歳の2年ほどしかありません。電動アシスト付きの専用自転車をそのために買うのは、価格とのバランスが悪く手が出ません。

それでもまともに歩けない時期、保育園の送り迎えに使用するなら必要経費にもなったんでしょうけど我が家は幸いにも徒歩5分の園に決まったので購入に至りませんでした。

でも2人乗せなくても1人だけ病院に連れて行くときなどにあると便利だなーと思いまして、この度手持ちのママチャリを子乗せ自転車にカスタマイズしました!

ママチャリを子乗せ自転車にするメリットとデメリット

  • 価格が抑えられる
  • 余計な自転車が増えない
  • 電動アシストがない
  • 子供を乗せる位置が高い
  • 3人乗りはできない

メリット

後付けできる子乗せキャリアの種類はありますが、1万行かないものが多いです。私はアマゾンで4,500円の物を買いました。安いですがOGKの商品でかつSGマーク取得の製品なので安全性は問題ないと思います。

もうちょっとお金を出すとヘッドレスト付きのタイプにも出来ましたが、先述した通り我が家での使用頻度は高くないので安い方にしました。ちなみにどちらもカバーをずらすと普通のカゴとしても使えます。

仮にママチャリを持っていなくてママチャリごと買ったとしても、安い方なら2万あればおつりが来ます。

デメリット

デメリットは電動アシストがないのでどれくらい走れるのかなといった感じです。私が住んでいる地域は坂がそんなにないので大丈夫かな?とは思っていますが6歳まで行けるか心配ではあります。(でも先ほど少し書いたふたご自転車も電動アシストがついていないのできっと行けるはず)

あとは専用の自転車ではないので20インチといった低く乗せられる感じではないです。(でも子乗せ自転車として販売しているものでも26インチのものもあり、私のママチャリは26インチなので高すぎるというわけではありません)

子供2人を含めた3人乗りは(地域によって誤差はあるそうですが)道路交通施行細則で「幼児二人同乗用自転車に限り、3人乗りが可能」とされています。なのでママチャリの前と後ろに座席を取り付けるのはもちろん、座席に1人乗せて、もう一人を抱っこやおんぶするのもNGです。※そもそも赤ちゃんを抱っこして自転車に乗ること自体が危険なので、全ての自治体で禁止されています(おんぶは可)

危険なので法律でNGとしてくれている問題なので、みんなやっているからと安易にやるのはオススメできません。赤ちゃんのための禁足事項になっています。

子乗せ自転車にできるママチャリの条件

説明書などで後部幼児用座席の取付けが可とされていることが条件となります。説明書がなくても最近ではシールで明示しないといけないルールになっているようで、自転車のどこかにOKかどうかのシールが貼っていると思います。(古い自転車にはないかもしれません)シールにはパターンがあって

  • 後部幼児用座席の取付けが可
  • 後部幼児用座席の取付けが不可
  • 荷台をクラス27に取り換えれば後部幼児用座席の取付けが可

の3パターンあります。可、不可とは別に荷台を取り換えれば使えるよという場合もあるので注意してください。

自転車の後ろに荷台があること

荷台があるのは前提です。ハシゴタイプの荷台ではNGらしいのでご注意ください。

自転車の荷台には重量制限があって、子供を乗せる場合はクラス27の荷台でないといけないそうです。

クラスというとわかりにくいですが27という数字はそのまんま最大積載質量27kgということだそうです。シートだけでなく実際に子供を乗せるため18kgだと(ゆくゆくは)制限を超えてしまうから最近になって制度が変わったとのこと。

標準で付いている荷台がクラス18や25だった場合は荷台の取り換えも必要になってきます。そして自転車本体のボディがクラス27に対応していない場合は取付不可ということになるそうです。

22~27型の自転車

22~27インチまでの自転車が対象です。子乗せ専用自転車で流行りの20インチ自転車には付けられないので注意してください。

両立スタンド

安定性のため片側にしかついていないスタンドはNGです。大体のママチャリは両立スタンドなので問題ないと思います。

ドレスガートが付いていること

今までの条件がアマゾンの購入ページの注意書きにあったのでひとつひとつチェックしたのですが、購入後届いた商品の注意書きをみるとこんな文言が。

※ドレスガード付きの自転車に限る

子供が子乗せシートから足をはみ出した際にタイヤに巻き込まれるのを防止するために必要らしいですが、私のママチャリにはついていませんでした

調べたところ後付けできるので慌てて購入。アマゾンでも売ってましたが、当日持ってきてくれるヨドバシの商品にしました。買ってから気が付いたんですがこれくらいなら街の自転車屋でお願いしても良かったかも。

ママ
ママ

なんとか無事に取り付け完了

説明書とかついてなくて届いたときにビビりましたが、ちょうど隣に置いてあった方の自転車が同じタイプのドレスガードが付いていたので参考に装着。これですべての条件が満たせました。

シートに足置きもあるしなくても大丈夫そうにも思えますが、子供の安全のためなので設置するようにしましょう。(アマゾンの説明ページにも書いておいて欲しいなぁ。そしたら一緒に買えたのに…)

ママチャリに子乗せリヤキッズシートを装着

自転車の準備ができたらいよいよママチャリにリヤキッズシートの設置です。

必要な物

  • プラスドライバー
  • ママチャリ
  • リヤキッズシート

1、リヤキッズシートを組み立てる

シート本体に足置きをくっつけました。ネジそれぞれ2本ずつ左右で4本止めました。

2、安全ベルトを取り付ける

万が一シートが破損したときに保険になる取り付け用のベルトを付けます。この辺りの安全対策がSGマーク取得商品って感じで好印象です。

3、ママチャリの荷台にリヤキッズシートを固定する

いよいよ固定です。荷台の下に金属のプレート、上にシートを置き、ネジで固定します。ネジは全部で4ヶ所ありました。

4、ママチャリの座るところの下に安全ベルトを回す

最後に2で取り付けた安全ベルトで固定して完成です。

ママチャリをが子乗せ自転車になりました!

取り付けたところ

所要時間20分、費用は5,000円(シート本体+ドレスガード)ほどで子乗せ自転車が出来上がりました!

荷カゴにもなります

足が出るところをふさぐことも出来るので後ろのカゴとしても使えます。

感想

元々持っていた自転車が対応していたのでローコストで子乗せ自転車を入手することができました。とりあえず使ってみて、よさそうだったらふたご自転車の検討をするか、夫用にママチャリ+後付け子乗せシートを買うのもありかなと考えています。2台で家族で自転車でお出かけも可能に。

子供を自転車に乗せる際はヘルメットもお忘れなく!

ブリヂストンのSGマーク取得のヘルメットを購入しました。実は我が家はストライダーを購入したためヘルメットを購入する必要が出てきて、それなら気になっていた後付けの子乗せシートも一緒に買おうかなという流れでした。

自転車の後ろの席は2歳以降が推奨ということで、我が家はあと2日で1歳11ヶ月。そろそろデビューしてもいいかな?という感じで導入してみました。

カスタマイズした子供乗せママチャリに乗ってみました

12kgの長男を徒歩20分ほどの小児科へ、インフルエンザの予防接種をさせるために連れていきました。(次男はもう2回接種済み)

長男
長男

…………

怖かったみたいでそれまでマシンガントークでしゃべっていた長男はだんまりでしがみつくように乗っていました。

電動アシストなしでも全然問題なかったです(今は)。ただ子供を乗せての走行はふらつきやすく、緊張しての走行となりました。ママチャリでの3人乗りは禁止だと記事の最初の方に書きましたが、禁止されなくても怖くて私にはできないな…という感想です。ふたご自転車が3輪なのも納得。

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